マタイによる福音書9章 信仰のごとくになる


「「娘よ、しっかりしなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです。」すると、その時から彼女は癒やされた。」マタイ9:22

くぅ~ママのちょっと一言
断食の箇所も婚礼の例話や布や皮袋の例話も全て律法から福音の時代がやってきたことの象徴として書かれています。たとえば古くて硬くなった皮袋にイエスの躍動するような生命力を入れたとしたら、はちきれてしまうというわけです。主イエスの優しいまなざしは小さなもの、弱いもの、困っているものに向けられ、救いの手が差し伸べられています。弱さを抱えたまま、イエスを信じてみ前に進み出たいと思います。私たちが信じたごとくに主は私たちを取り扱って下さるのですから。

聖書要約
グッド中風の人をいやす。
人々が中風の人を床に寝かしたままイエスのところにつれてきました。イエスの所につれてきたら治ると信じていました。その信仰をご覧になったイエスは「あなたの罪は赦される」と、言われました。その場にいた律法学者が「神を冒涜している」思っているのを見抜かれたイエスはさらに神の権威を示すために「起きて歩け」と言われました。その人起き上がって家に帰りました。
グッドマタイを弟子にする
取税所にマタイが座っているのをご覧になったイエスは、「わたしに従いなさい」と招かれました。すると彼は立ちあがって従ったのです。イエスがマタイの家で食事をしていた時のことです。取税人や罪人と言われた人たちもやってきました。イエスは「医者を必要としているのは丈夫な人ではなく、病人である。わたしが来たのは正しい人を招ためではなく、罪人を招くためです。」と、言われました。
グッド断食問答
「なぜあなたの弟子は断食をしないのか」と、ヨハネの弟子が尋ねました。イエスは言われました「花婿の友人たちは花婿が一緒のときは悲しんだり、食事をしなかったりしません。やがて花婿であるわたしが彼らから引き離された時には、彼らは断食するでしょう。水洗いしていない布を古い布に継ぎあてると当て布が着物を破ってしまいます。新しいぶどう酒を古い革袋にいれたら袋は張り裂けます。」と。
グッド指導者の娘とイエスの服に触れる女
娘を亡くした町の会堂管理人がイエスの所に来て「娘に手をおいて下さい。そうすれば娘は生き返るでしょう」と言いました。イエスはその娘の所に行く途中、12年もの間出血が止まらない女性が人ごみにまぎれてイエスの着物の房に触りました。「触るだけで治る」と信じていたのです」。イエスは振り向きその女性に言われました。「あなたの信仰があなたを救いました。」と。その時彼女の病は治りました。続いて管理者の家に行き娘をいやされました。
グッド盲人をいやす
二人の盲人が「ダビデの子よ、私たちを憐れんで下さい」と、言いながらついてきました。イエスは「わたしに出来ると信じるか」と聞かれました。二人は「はい」と、答えました。「あなたがたの信じているとおりになるように」と言われるとたちまち二人は見えるようになりました。
グッド口の聞けない人をいやす
悪霊に取りつかれて口が聞けない人がイエスのところに連れて来られました。イエスは悪霊を追い出されると、二人はしゃべることが出来るようになりました。ファリサイ派の人々は「あの男は悪霊の頭の力を借りている」と、言いました。
グッド群衆に同情する
イエスは『町中を回って、会堂で教え、福音を宣べ伝え、病気をいやされました。彼らが飼い主のない羊のように弱っているのをご覧になって深く憐れまれました。そして弟子たちに言いました。収穫は多いが働き手が少ない。だから収穫のために働き手を送って下さるように収穫の主に願いなさい』と。