マタイによる福音書10章 主に遣わされる者に


「ですから、蛇のように賢く、のように素直でありなさい。」マタイ10:16

くぅ~ママのちょっと一言
主が地上にこられたのは平和のためではなく、剣をもたらすためと書かれています。「平和の君」といわれるイエス様が「平和ではなく剣」とは理解しがたいです。それは律法が教える「隣人を愛さなければならない。両親を敬わなければならない。」ではなく、「心から隣人を愛することが出来き、心から両親を敬うことが出来る」そんな新しい時代の到来を表しているのではないかと思います。人を常に、無条件に、心から愛することができない私たちが、イエスの愛を知ることによって、真の愛を行うことが出来るようになります。「真の愛」とは自己を捨てることによって成り立つ愛です。これがイエスの愛、キリスト教の愛なのです。

聖書要約
グッド12人の弟子を選ぶ
イエスは12人の弟子を呼び寄せ、彼らに汚れた霊を追い出し、あらゆる病気を治す権威を与えられました。12人の弟子の中にはイエスを裏切ったイスカリオテのユダも入っています。
グッド12人の派遣する
イエスは12人を派遣するにあたり、次のことを命じられました。異邦人の人々ではなく、イスラエルの人々の所に行きなさい。そして「天国は近づいた」と宣べ伝えなさい。ただで授けられた力なのだから無報酬で働きなさい。どんな町でも、神を敬う人を見つけて世話になりなさい。そしてまずその家の祝福をまず祈りなさい。あなたがたを受け入れない家はソドムやゴモラ以上の裁きがあるでしょう。
グッド迫害を予告する
あなた方を派遣するのは狼の群れの中に羊を送るようなものです。だから、蛇のように危険を素早く察知できる賢さと、鳩のように素直に神に対して信頼しなさい。もし捕えられたら、どのように話そうかと心配しなくてもいいです。天の父があなた方の口を通して語ってくださいます。あなたたちは私の弟子だと言うだけで人に憎まれます。しかし耐え忍ぶ者は救われます。一つの町で迫害されたら、次の町に逃げなさい。人の子が裁きのために来られるのはそれほど先のことではありません。主人の私がゼルブン(サタンのかしら)と言われるくらいだから、あなたがたはどれほどひどく言われるでしょう。
グッド恐るべき者
しかし脅迫する者たちを恐れてはいけません。彼らの陰謀が必ず明るみになる時が来ます。体を滅ぼせても魂に触れることが出来ない者を恐れる必要はありません。体も魂も地獄に落とすことが出来る神のみを畏れなさい。2羽がたった1アサリオン(50円ほど)で売られている雀でさえ、神の許しなしには地に落ちません。まして、髪の毛1本まで神によって数えられているあなたたちですから心配しなくていのです。
グッドイエスの仲間であると言い表す
誰の前でも「私はイエスの友だちだ」と、認めるなら、私も天の父の前であなたを私の友と認めましょう。
グッド平和ではなく剣を
私は地上に平和にするためにきたのではありません。この世を愛することより、わたしを大切にするための争いが起きます。自分の命を得ようとする者はそれを失い。わたしのために命を失う者はそれを得るのです。
グッド受け入れる人の報い
あなたがた(弟子)を受け入れる者は私を受け入れ、私を遣わされた神を受け入れるのです。わたしの弟子ということで水を1杯でも飲ませてくれる人は必ずその報いを受けます。