ローマ人への手紙13章 「時」を知ること
「あなたがたが眠りからさめるべき時刻が、もう来ているのです。」ローマ13:11
くぅ~ママのちょっと一言
13章では国家、社会、自己の3つに対してクリスチャンとしてどのように生きていけばよいのかが書かれています
国家に従うようにと書かれていますが、もし国家権力の国民への要求が神の律法に反している時には、これに抵抗することがクリスチャンの使命であることも考えられます。時には神の計画は人間の考えが及ばないような壮大なものである時もあります。出エジプトのあのファラ王の心をかたくなにされたのも神でしたから。政治が腐敗したような状態の時もクリスチャンとして、国民として責任ある行動し、為政者のために祈る役割が与えられているのだと思います。
「今の時」とは終末の時、イエスの再臨の時、裁きの時、救いが完成する時 ということです。その時が近づいているので、神のみ前に正しく生きよと教えています。
聖書要約
支配者への従順
(国家権力に対してどのように生きるか)
上に立つ権威(国家権力と考えてよいようです)に対しては従いなさい。なぜなら権力者は神が立てられたのです。権威に逆らうことは神に逆らうことになります。権力に対して恐れるようなことがないように善を行いなさい。権威者は人々に善を行わせるために神に仕えるものなのです。また法律に従うことや、税金などの支払いなど上に立つ人に従いなさい。
隣人愛
(隣人に対してどのように生きるか)
愛し合う(返済不可能な無限の負債)ことの他は、誰に対しても物質的、精神的負債があってはいけません。隣人に対して守るべき律法は姦淫してはならない、殺してはならない、盗んではならない、むさぼってはならないと数々ありますが、それら全ては隣人に対する愛があればするはずのないことなのです。だから隣人に対して必要なことはただひとつ、「愛すること」です。
救いは近づいている
(自己に対してどう生きるか)
あなた方は今がどんなときであるか知っていますことです。眠りから目覚める時が既に来ています。今や終末の時、主が来られる日が近づいています。ですから、闇に属する行いは捨てて、昼間生きるために品位を持って歩もうではありませんか。酔っぱらったり、姦淫したり、肉欲にふけったり、争ったり、ねたんだりして時間を浪費してはいけません。神に対して正しい生活をしなさい。それが出来るようにイエスキリストの助けを求めなさい。