Ⅰテモテへの手紙5章 教会の人々に対して

やもめの中の本当のやもめを大事にしなさい。」Ⅰテモテ5:3

くぅ~ママのちょっと一言
5章では教会員の各層に対しても忠告が書かれています聖書にはやもめのことがよく出てきます。きっと夫に先立たれた未亡人は働く機会もなく、社会問題だったのかもしれません。本当に身寄りのない未亡人は教会がお世話したようです。登録されるやもめというのは、先ほどの世話されるやもめということではなく、教会の女性の特別な奉仕をする者について書かれているのだそうです。現代の日本の教会では未亡人を世話をすることは求められていませんが、現代社会の痛みや欠けを教会が負う必要があると思います。また教会から社会に聖書に基づいた見解を発信しつづけなければならないとと思います。いつの時代も教会は社会にあって大切な役割を果たしていかなければならないと思うのです。

聖書要約
教会の人々に対して
老人には父のように、若い男には兄弟のように、年老いた夫人には母のように、若い女性には姉妹のように接しなさい。身寄りのない未亡人を教会で大事にしてあげなさい。世話をしてくれる人がいる未亡人は親族が世話をすべきだとしています。それは神に喜ばれることです。また面白おかしく気ままに暮らしている未亡人は教会で世話しなくてもよいのです。それは魂が死んでいる状態だからです。教会の特別な奉仕をするやもめの登録資格ですが、60歳以上、一人の夫の妻、善行を積み、評判の良い人、また子どもを立派に育て、旅人をもてなし、病気や困っている人を助け、誰にでも優しくできる人です。若いやもめは性的な罪を犯すことがないように再婚を勧めています。本当に教会が身寄りがない未亡人を世話する為に、親類がいる場合はその人が世話をしなさい。
 次に牧師についてですが、説教や牧会に力を注いでいる牧師は十分な報酬を受け、尊敬されるべきです。旧約聖書の申命記25:4には「穀物を踏んで、脱穀している牛に口輪をかけて、穀物を食べるのを禁じてはいけない」と書かれていますが、働く者が報酬を受けるのは当然です。もし牧師への不満があれば2,3人の証人が必要です。牧師を選ぶ時には慎重にしなさい。水ばかり飲まずに健康のためにぶどう酒を勧めます。牧師の立派な行いがだれにも知れ渡っていることもあれば、後にならないと分からないこともあるし、悪い行いも同様とです。