レビ記11章 「聖なるものとなれ」

「あなたがたは自分の身を別して、なる者とならなければならない。わたしがだからである。」レビ記11:44

くぅ~ママのちょっと一言
11章から15章は清浄戒律と言われ、清いものと清くないものとの区別に関する教えがまとめられています。11章は動物性食物の規制です。
清いものと汚れたものの区別、そしてその対処法が列挙されていますが、中には健康のために良くないと思われるものや、豚や爬虫類などの異教徒の習慣を意識したものなど、理由が分かるものもあれば、なぜ、神がそう言われたのか分からないこともあります。理由よりも荒野を旅するイスラエルの民にとっては、彼らが寄って立つ神に忠実に従うかどうか大事なのです。また汚れているされるものに価値がないのではありません。すべてのものは神がお創りになり、よしとされたものですかから。
新約聖書において、この箇所の解放をみることができます。それは使徒言行録の10:15です。「汚れたものは食べない」と言ったペテロに神は「神が清めたものを清くないと言ってはならない」と言われています。人類は神から与えられた地球の管理を任されています。すべての生き物が地球上でその役割を果たして生きているのですから、私たちはその生態系が調和を乱すことがないように守ることが求められています。しかし現実はどうでしょうか…くぅ~ママ助産師永原のちょっと一言
11章から15章は清浄戒律と言われ、清いものと清くないものとの区別に関する教えがまとめられています。11章は動物性食物の規制です。
清いものと汚れたものの区別、そしてその対処法が列挙されていますが、中には健康のために良くないと思われるものや、豚や爬虫類などの異教徒の習慣を意識したものなど、理由が分かるものもあれば、なぜ、神がそう言われたのか分からないこともあります。理由よりも荒野を旅するイスラエルの民にとっては、彼らが寄って立つ神に忠実に従うかどうか大事なのです。また汚れているされるものに価値がないのではありません。すべてのものは神がお創りになり、よしとされたものですかから。
新約聖書において、この箇所の解放をみることができます。それは使徒言行録の10:15です。「汚れたものは食べない」と言ったペテロに神は「神が清めたものを清くないと言ってはならない」と言われています。人類は神から与えられた地球の管理を任されています。すべての生き物が地球上でその役割を果たして生きているのですから、私たちはその生態系が調和を乱すことがないように守ることが求められています。しかし現実はどうでしょうか…

聖書要約
清い者と汚れたものに関する規定
神はモーセとアロンに清いものと汚れたものについて次のように言われました。
動物の中で食べてもいいものはひずめが分かれていて、反芻するものです。ひずめが分かれているか、反芻するかどちらかだけのものは食べてはいけないし、死骸に触れてもいけません。
魚類の内、ひれとうろこがあるものは海のものでも川のものでも食べることができます。これら以外は汚らわしいもので食べてはいけません(しかし汚れるとは書かれていません)
鳥類の内で次のものは汚らわしいものとして、20種類の名前が列挙されています。(大体猛禽類で、死んだ肉を食べることから汚らわしいとされていたとのこと。)
昆虫は跳ねるもの、いなごの類を除く、飛ぶことができる4つ足のものは汚らわしいものとされました。(いなごは遊牧民にとって動物性蛋白だったので食べることが許されたのかもしれません)
これらの死骸に触れたものは夕方まで汚れるとされました。(人間の死体に触れた場合は7日間汚れるとされた)その場合衣服は水で洗います。ひずめが分かれていない、または反芻しない動物は触れるだけで汚れます。足の裏の膨らんでいるもの(犬や猫)は食べることはできません。死体に触わるだけで夕方まで汚れます。
地面を這う〈爬虫類〉ものについても、死骸への接触は人も物も汚れるとされています。土の器や、かまど炉に落ちた場合は壊す。木の器や衣服、敷物など触れたものは水につけます。但し、泉とかため池に落ちた時はそれらのものは汚れません。
食用に出来る動物が病死した時は死体に触れたら夕方まで汚れます。爬虫類は食べてはいけません。
そして主は言われます。「わたしはあなたたちの神、主である。あなたたちは自分自身を聖別して、聖なる者となれ。わたしが聖なる者だからである。」と。