レビ記22章「導きだした主」

「わたしは、あなたがたの神となるために、あなたがたをエジプトの地から導き出した。わたしはである。」レビ記22:33

くぅ~ママのちょっと一言
「あなたたちを聖別し、エジプトから救い出して、自分の国民としたのは私である」と書かれているように、イスラエルの人々はこの悪がはびこる世界から選ばれて主のものとして区別されました。それは悪の支配下から神の支配下に置かれたということです。
神との新しい約束に生きるクリスチャンにも次のみ言葉が与えられています。「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたを選んだ。」と。クリスチャンは神に選ばれて、神に属する者とされたのです。そして次のみ言葉がそれに続きます「あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと…」(ヨハネによる福音書15:16)選ばれて聖別された理由は出て行って実を結び、その実が残ることなのです。実とは何でしょうか。それはガラテヤの信徒への手紙に記されています。「霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です」と。このみ言葉とおり、神に属する者として素晴らしい実を結ぶ者とされたいと思います。

聖書要約
聖なる献げ物について
神はモーセにアロンとその子らに告げるように言われました。聖なるわたしの御名を汚さないように、聖なる献げ物に関して細心の注意を払うように。
祭司については、皮膚病のある人や漏出がある場合は清くなるまで献げ物を食べてはいけません。また死体、精液を漏らした者、爬虫類など汚れた動物、礼拝規則に従わなかった者は夕方まで汚れますが、日没になって水で体を洗えば、聖なる献げ物を食べることが出来ます。但し祭司は自然に死んだり、野獣にかみ殺された動物を食べては絶対にいけません。
一般の人については、聖なる献げ物は絶対に食べてはいけません。但し祭司が買い取った奴隷やそこで生まれた奴隷は食べることができます。祭司の娘でも一般の人と結婚したら食べることはできません。しかし娘が子のないままやもめとなるか、離婚させられるかした場合は食べることができます。一般の人は食べることはできません。あやまって食べてしまった場合はその2割り増しのものを祭司に返さなければなりませんでした。
献げ物の規定については、焼き尽くす献げ物は傷のない牛か羊、または山羊、和解の献げ物も傷のない牛か羊とします。傷やこぶ、出来物、疥癬のある物は献げてはいけません。
また牛や羊、山羊が生まれた時は7日間は母親の元に置き、8日目以降に献げることが出来ます。また親子を同時に献げてはいけません。
あなた方は戒めを忠実に守りなさい。わたしはあなたたちを聖別し、エジプトから導きだした神である。