レビ記25章 土地も人も主のもの

「わたしは六年目に、あなたがたのためにわたしの祝福を命じ、三年分の収穫を生じさせる。」レビ記25:21

助産師永原のちょっと一言
50年目のヨベルの年の規定は 土地も人も主のものであるという考えが根底にあります。またこのことによって大きな貧富の差を生むことが防ぐことができますし、土地を痩せさせることも防ぐこともできました。なによりも主が奴隷の身から解放してくださり、約束の地に導いてくださり、また民を養ってくださっていることに立ち返る時なのです。
私たちも自分の力を頼みに財を蓄えて生きる生き方ではなく、ヨベルの年の2年前には3年分の豊作を下さる主に頼みをおいて生きる生き方に変えられたいと思うのです。この世を去るときに、蓄えた財をもっていくことは出来ないのですから。

聖書要約
安息の年とヨベルの年
主はシナイ山でイスラエルの民に告げるようにモーセに言われました。あなたたちがわたしが与える土地に入ったなら、主のための安息を土地にも与えなさい。農地を7年目毎に休耕させます。その年は主の安息の年なのです。種も蒔かず、自然に生えてきたブドウの手入れもしてはならず、収穫もしてはいけませんでした。畑に生じたものは食べることが出来ました。
またその安息の年を7回経た49年目の次の年はヨベルの年として特別に扱われました。その年は角笛(ヨーベル)が吹き鳴らされ、安息の年と同様、種を蒔くことも収穫することも禁じられました。合わせて2年の間収穫が出来なくなるのですが、その前の6年目に主が3年分の豊作を与えられます。その年には他人に譲渡した土地は元の所有者に返され、奴隷は解放されました。ですから土地の売買や奴隷の売買はヨベルの年までに残された年月を考えて価格がつけられました。またヨベルの年までに、親戚の者やまた本人が働いてお金ができれば買い戻す事は可能でした。但し、城壁の中の土地は買戻しの期間は1年と決められていました。例外としてレビの町の家屋は買い戻すことができました。
その他、貧しい同胞から利子をとってはいけませんし、奴隷として働かせる事は禁じられました。外国人は永久に奴隷とすることが出来ましたが、同胞の場合はヨベルの年には解放されました。イスラエルの人はわたしの奴隷なのです。エジプトの地から導き出したのはあなたたちの神、主である