民数記6章 聖別された者

ナジル人としての聖別の全期間、彼はに対して聖なるものである。」民数記6:8

くぅ~ママのちょっと一言
この章では請願を立てて一定の期間献身してナジル人となることが書かれています。ナジルとはナーザルという分離するとか聖別するという動詞が語源とのこと。ナジル人は神に誓願を立てるため、ぶどう酒などブドウで出来たものを口にしてはいけないとのことですが、それは農耕文化と一体化した偶像礼拝を否定し、主により頼む信仰の姿勢を意味したものとのことです。
聖別については非常に神学的なので、私が語るには難しすぎますが、聖別とは神の支配の中で生きるということではないかと思います。自分の罪はイエスキリストが十字架上で贖ってくださったことを信じ、洗礼を受けてクリスチャンになったものは、既に聖別されたものです。だからと言って、世の中から隔離された生き方をするのではなく、それぞれにおかれた所で、聖別された者としてふさわしい歩みをしていくことが求められているのだと思います。

聖書要約
ナジル人の請願
主はモーセにイスラエルの人々に伝えるように言われました。特別の請願を立てて、主に献身してナジル人となるならば、ぶどう酒やブドウの実などブドウを口にしてはいけません。また髪は伸ばしておかなければなりません。そして死体に近づいてもいけません。
その期間が満ちたら、臨在の幕屋の入り口に行き、焼き尽くす献げ物、贖罪の献げ物、和解の献げ物、穀物やぶどう酒の献げ物をささげます。そして髪をそり燃やします。
祭司による祝福
主はモーセを通してアロンに民を祝福する言葉をお示しになりました。
「主があなたを祝福し、あなたを守られるように。主が御顔を向けてあなたを照らし あなたに恵みを与えられるように。主が御顔をあなたに向けてあなたに平安を賜るように。」
そしてアロンがそのように人々に祈る時に、私は人々を祝福しようと主は言われました。