民数記12章 「神の働きの中での自分の役割」

「なぜあなたがたは、わたしのしもべ、モーセを恐れず、非難するのか。」民数記12:8

くぅ~ママのちょっと一言
モーセの姉のミリアムと兄アロンがモーセを非難したのに対して、モーセは抗議したり、怒ったりしたとは書かれておらず、 「モーセは謙遜であった」とのみ書いてあります。 そもそも神に特別に選ばれ、神の僕として、神のご用のために用いられているモーセをミリアムは非難してはいけなかったのです。アロンも非難したように書かれていますが、「非難した」と言う動詞が原文では三人称女性単数なので、首謀者はミリアムだったのでしょう。そしてミリアムは7日間皮膚病で苦しむことになります。

新約聖書の中にはイエスキリストより先に、バプテスマのヨハネがこの世に使わされます。多くの人たちがバプテスマを受ける為にヨハネの周りにやってきました。しかしヨハネは「わたしより優れた方が、後から来られる。わたしは、かがんでその人の履物のひもをとく値打ちもない」とイエスキリストを指し示しめしたことを思い出します。クリスチャンの生き方として、神のご計画が進められていくために自分がどの役割を果たせばよいのかを見極めることは大切だと思います。ミリアムのように非難する者ではなく、自分の役割を知り、それを果たしていくものでありたいです。それこそが聖霊(神の力)の流れの中で生きるということではないでしょうか。

聖書要約
ミリアムとアロンがモーセがクシュの女性を妻にしていることで非難しました。
ミリアムをアロン
ミリアムとアロンはさらに「モーセは直接神からの言葉を聞くことができるが、私たちだって神と直接話すことが出来る」と言ったのです。それを聞かれた神はモーセとアロンとミリアムを幕屋の前に呼ばれました。そして神はアロンとミリアムに「預言者には幻や夢によって語るが、モーセは特別である」と言われたのです。そして神が選ばれた神の僕を非難したことに憤られました。神が3人から離れれた後、ミリアムは皮膚病に罹っていました。モーセは神にミリアムの病が癒されるように執り成しの祈りをしましたが、神は7日間宿営の外に隔離するようにお命じになりました