民数記27章 モーセの途上の死

「それを見て、あなたもまた、あなたの兄弟アロンが加えられたのと同じように、自分の民に加えられる。」民数記27:13

助産師永原のちょっと一言
主がモーセに語られたアバリム山ですが、申命記32では「アバリム山地のネボ山」と書かれていますし。同じく申命記34では「ネボ山すなわちピスガの山頂」となっていますから、モーセの立った所は、場所を特定するとピスガの頂きということになります。ピスガの頂でモーセは約束の地を見渡したのです。しかし主はその地にはあなたは入れないとおっしゃったのです。約束の地、ゴールを目前にしてこの世を去らなければならないのです。しかし考えてみれば、自分の人生をきっちりと完結させて、幕を引く人などいるでしょうか。
仕事、育児、夫婦関係などやり終えたと思える人はなかなかいるものじゃあないと思います。ただ違いがあるとすれば途上の死を満足して迎えることができるか、無念に思って去っていくかだと思うのです。クリスチャンである私は人生を主に委ねています。主が持っておられるご計画の中で役割を果たしていくことが人生だと思っています。人生と言う舞台、監督は神さまです。その中で時には私にスポットが当たる場面もあるかもしれませんが、他の人の脇役をする場合もあります。主のご計画が素晴らしく完成する為に自分の役割を果たせば、後は主と他の人にお任せすることができるのです。途上であっても「あ~よくやったなあ」と満足して私の出番を終えたいと思うのです。

聖書要約
ツェロフハドの娘たちの申し出
人口調査がされた後、ヨセフの子マナセの一族であるツェロフハドの娘5人が天幕のモーセとエルアザルの前に進み出て言いました。「父は荒野で死にました。コラの謀反に加わったわけではありません。父には息子がいなかったので、土地の割り当てがありません。男の子がいないからと言って父の名前が氏族から削られて良いものでしょうか」と。モーセが主に伺うと、主は「娘達の言う事は正しい、男の子がいなければ娘に、子達がいなければ兄弟に、兄弟もいなければ父の兄弟に、その者もいなければ氏族で一番近い親族に土地を与えて、土地を相続させなさい。そしてこれを法律として定めなさい」と言われました。
モーセの後継者ヨシュアの任命
主はモーセに言われました。「アバリム山に登り、私があなたがたに与えるといった約束の地を見渡すように」と。しかしモーセはその地に入れないと主は言われます。メリバの水の事件のことで、モーセとアロンは主に栄光を現さなかったからです。モーセは主に願い出ます。「私の死後イスラエルの共同体を飼う者のない羊の群れのようにしないで下さい」と。主はヨシュアをモーセの後継者にすることを約束してくださいました。その手順についても指示されたのでした。